国際芸術祭「あいち2022」を見て (その2)

カテゴリ:アート見てある記 投稿者:editor

国際芸術祭「あいち2022」[STILL ALIVE-今、を生き抜くアートの力](以下、「あいち2022」)の一宮会場を見てきたのでレポートします。

 一宮会場は、JR尾張一宮駅の東側の真清田神社周辺と、「墨会館」と「のこぎり2」のある尾西地区に分かれています。真清田神社周辺は徒歩圏内ですが、尾西地区はバスをお勧めします。

会場風景 遠藤薫

 JR尾張一宮駅から南東に10分くらい歩くと豊島記念資料館につきます。ここには、遠藤薫の作品が展示されています。「美術」の中には「羊」がいるそうで、展示作品のテーマは「羊」です。

2階に上がると大きな8角形の布の作品があり、その周辺にも羊の毛皮のようなものがぶら下がっていますが、こちらはフェイクファーのようです。

展示風景 奈良美智

 オリナス一宮には、おなじみの奈良美智の作品が展示されています。

この作品には、ビューポイントが2か所(入口側と奥側)あります。入口のすぐ左手の小窓から眺めるとモデルたちの情感がよく伝わるように思いますが、いかがでしょうか。

展示風景 バリー・マッギー

 オリナス一宮の東側(駐車場の方向)の屋外にバリー・マッギーの作品があります。とある建物をまるまるラッピングしたものですが、建物のサインを見てびっくりしました。

バリー・マッギーの作品は、真清田神社の北側の大宮公園の中にもあります。こちらの作品は、あまりにも周りの風景に溶け込んでいるので、見つけにくいかもしれません。

展示風景 ジャッキー・カルティ

 ジャッキー・カルティの作品は、現代美術展ならではの作品だと思います。つまり、どのように見ればいいのか、見当がつきません。

展示室の奥に、回転するプロペラを映した映像作品があります。夕方になると、ある理由でモニターの映像が変わるそうです。また、夕方のお天気によっても、映像が変わるそうです。

次回は、遅めの時間に行って、プロペラではない映像を見てみたいと思います。

杉山博之

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