豊田市美術館、青木野枝展ミニツアー

カテゴリ:ミニツアー 投稿者:editor

12月9日、豊田市美術館で開催されている、青木野枝展を、名古屋市美術館協力会ミニツアーで見に行きました。当日は雪も予想されるほどの寒さと風のなか参加者は32名にものぼり、まずは美術館1階ロビーに集合しました。

1階ロビーに展示されている作品とその前に集まる会員たち

1階ロビーに展示されている作品とその前に集まる会員たち

今回の展覧会では1階ロビーにも1つめの作品が展示されており、作品を前に全員が集合したところでツアーが始まりました。担当学芸員の北谷正雄氏がやはり野枝さんの作品の場合はどのように組み立てたかを話してくださり、野枝さんについてのお話がしばらく続きました。

そして一行は2階の展示室へ。

クリスマスツリーのように見えます

クリスマスツリーのように見えます

 クリスマスツリーのような形の2つの作品を鑑賞。鉄の鎖をくぐって作品の下へ入り込んだり、やはり下から見上げたりして参加者も楽しんでいました。

白い石鹸。ボランティアの方々が提供してくださったそうです

白い石鹸。ボランティアの方々が提供してくださったそうです

続いては立山シリーズの作品。白い石鹸が何か不思議な雰囲気を漂わせていました。

卵が結わえられていた巨大なキャップのような作品では北谷さんのアドバイスで陽が差し込んでくる方向に向かって作品を鑑賞。陽の光と作品のコラボレーションも楽しむことが出来ました。

卵は裸電球のよう

卵は裸電球のよう

何に見えますか?

何に見えますか?

最後は巨大な真っ白い石膏作品。
私には仰向けになった猫のお腹に見えました。あなたにはどのように見えましたか?
協力会事務局

青木野枝さんを囲む会

カテゴリ:作家を囲む会 投稿者:editor
作家の紹介、講堂にて

作家の紹介、講堂にて

12月1日、現在名古屋市美術館で特別展が開催されている青木野枝さんの、ご本人によるギャラリートークおよび作家を囲む会を開催しました。

作品の前で、解説に耳を傾ける会員たち

作品の前で、解説に耳を傾ける会員たち

最初に参加会員が講堂に集まって作家の紹介があり、その後展示会場をゆっくりとご本人の解説を聞きながらまわりました。1つ1つの作品について丁寧に解説していただき、それぞれいつ作られたのか、何を意図して作られたのか、あるいは作品を展示会場で組み立てた様子などについても教えていただきました。大きな鉄の作品をいくつも組み合わせて完成させるのは、ご本人と彼女を支えるスタッフの大変な労力を要するだろうことは想像に難くありません。作品は野枝さんの少しやんわりした雰囲気からはかけ離れたといえるほどの存在感、パワーがあるなあと感じました。
作品を覗き込むようにみる参加者

作品を覗き込むようにみる参加者

 

手作りの和食メニューにご満悦

手作りの和食メニューにご満悦

 その後は、名古屋市美術館1階のおはなカフェにて、美味しい料理と酒を囲んでのお食事会(この日は温かいおでんに唐揚げやおにぎりの和食でした)野枝さんに作品に関する質問をする会員や図録にサインを求める会員もいて、野枝さんも大忙しでした。(ありがとうございました!)

会員同士のふれあいの場にもなりました

会員同士のふれあいの場にもなりました

会員同士も楽しくおしゃべりしたり、お酒や料理についての話で盛り上がり、参加者のコミュニケーションの深まる場となりました。野枝さんは来年の愛知トリエンナーレにも作品を出品してくださいます。来年も囲む会にお招き出来たらいいですね。

全員で

全員で