お知らせ

2025年8月18日

2025年協力会イベント情報

現在、下記のイベントの申し込みを受け付けています。

1.近代名古屋の日本画界(常設企画展) 協力会向け解説会 名古屋市美術館 令和7年1026

参加希望の会員の方は、ファックスか電話でお申し込みください。ホームページからの申し込みも可能です。

なお、次回特別展の「藤田嗣治 絵画と写真」の解説会は、アンケートを実施しています。ファックスまたは、下記のアンケートサイトから希望時間帯をお知らせください。後日、開催日をお知らせします。

最新の情報につきましては随時ホームページにアップしますので、ご確認ください。また、くれぐれも体調にはご留意ください。

10月からギャラリートークの形式が変更になりますので、会員の皆様の参加希望をアンケートさせていただきます。アンケートはこちら(受付期間:8月10日~9月10日まで)

これまでに制作された協力会オリジナルカレンダーのまとめページを作りました。右側サイドメニューの「オリジナルカレンダー」からご覧ください。

事務局

田渕俊夫展ギャラリートークとメナード美術館

カテゴリ:会員向けギャラリートーク 投稿者:editor

神谷元副館長さんによるギャラリートーク

神谷元副館長さんによるギャラリートーク

 神谷元副館長のギャラリートーク、とても面白かった、特に裏話が。田渕俊夫画伯の日本画に対する意気込みがとても良く分かった。そのギャラリートークの中で、全く本質的でないのだが、中部国際空港滑走路の×印、全く気づいていなかった。図録の写真と展示作品の細かな違いを気にする人は殆どいないだろう。中部国際空港の某氏に聞いたところ、実物を良く見ると×印がかすかに見えるそうだ。

 ギャラリートークの翌々日、同時期開催されている、メナード美術館の「開館25周年記念田渕俊夫 技のひみつ」を観に行った。作品数は少ないが、絵の具やOHPの使い方など、ギャラリートークで聞いた話が納得できる展示だった。

旅ジロー

大きな絵は圧巻!

大きな絵は圧巻!

ベン・シャーン展 ギャラリートーク

カテゴリ:会員向けギャラリートーク 投稿者:editor

テーブル状の展示ケースの中をのぞきながらおしゃべり

テーブル状の展示ケースの中をのぞきながら

 2月12日、名古屋市美術館にて開催されているベン・シャーン展のギャラリートークが行われ、48名が参加しました。ベン・シャーンはクロスメディア・アーティストと称され、写真、絵画、グラフィック・アートなどの様々な方法で彼の生きた時代の社会問題や世相を表現した作家で、参加者は担当学芸員の角田美奈子さんの解説を交えてゆっくりと鑑賞することが出来ました。

当日は48名の会員が参加

当日は48名の会員が参加

 

 今回の展覧会で一番印象深かったのは第五福竜丸事件をとりあげた『ラッキー・ドラゴン』(1954年、ビキニ環礁におけるアメリカの水爆実験により静岡県焼津港所属のマグロ漁船第五福竜丸が被曝した事件)で、この事件の最初の犠牲者となった無線長・久保山愛吉さんの肖像画が描かれていました。世界で唯一の原爆被爆国である日本で、しかも昨年3月に津波によるものとはいえ原子力災害に見舞われているなかでこのような作品に出会うと、あらためて放射能の恐ろしさについて考えさせられます。

会員 中村麻弥

直接角田学芸員に質問する会員も…

直接角田学芸員に質問する会員も…

ラッキー・ドラゴンの前で

ラッキー・ドラゴンの前で

中村正義展

カテゴリ:会員向けギャラリートーク 投稿者:editor

1つ1つの作品について興味深い解説

1つ1つの作品について興味深い解説

 中村正義といえば、以前、名古屋美術倶楽部で彼の作品がオークションに出ており購入しようかどうしようか迷ったことがあった。結局買わずじまいにおわった。今思うにかえすがえすも残念。妙に存在感のある自画像だったことを記憶している。今回の展覧会で彼の作品を通してその技量の高さ、才能、そして進化し続けた手法に驚かされた。11月6日の美術館学芸員の山田先生の2時間に及ぶ興味深い解説。その後の会員向けのギャラリートークに参加してなお一層作品を理解することができた。単刀直入に言わせてもらうならば 「おそるべき中村正義」 である。

   初期の伝統的な日本画、人物画、風景画。彼独自の感覚で描いた「舞妓」。名物切れの文様である花兎文金襴を一文字に使用した二幅の「瀟湘八景」。ウオーホールを彷彿とさせるポップアート風の「三島由紀夫像」。東山魁夷とは一線を画す湿潤のないシャープな線で描かれたひえきった冬景色の日本画。味わい深い仏画など日本画の伝統に挑戦し続けた姿勢が窺える。1940年代後半から1070年代までの時代を反映しつつもライバルたちとの競合をも含んだ彼の壮大なる葛藤の軌跡である。絵画に対して真摯に取り組み続けた偉大なる一人の画家の叫びがある。

   この展覧会は必見である。ぜひとも鑑賞することを皆さんにおすすめしたい。

谷口 信一

ど迫力の舞妓画の前で

ど迫力の舞妓画の前で

2012オリジナルカレンダーのお知らせ 平松礼二氏

カテゴリ:オリジナルカレンダー 投稿者:editor

来年のカレンダーの作家が決まりました。現在展覧会を開催中の平松礼二画伯です。
平松礼二画伯は先日行われた作家を囲む会に、大勢の会員の皆様に来て戴いたことからも分かるように、とても人気があります。

カレンダーの詳細は決まっていませんが、今年中に会員の皆様にお届けできるよう準備しています。期待してお待ち下さい。

名古屋市美術館協力会では、毎年、地元作家によるオリジナルカレンダーを配布しております。そのほかにも特典がいっぱいです。まだ会員でない方は、是非、この機会にご入会ください。

お問い合わせは、名古屋市美術館協力会、中村(052-212-0001)まで。

平松礼二氏を囲む会

カテゴリ:作家を囲む会 投稿者:editor

名古屋市美術館1階おはなカフェ前にて

名古屋市美術館1階おはなカフェ前にて

 10月9日日曜日、名古屋市美術館1階のおはなカフェにて、現在特別展開催中の平松礼二先生をお迎えして『作家を囲む会』を開催しました。当日は35名が会に集い、先生との楽しいひとときを過ごしました。

平松先生からもご挨拶

平松先生からもご挨拶

 当日お集まりいただいた会員の方々から様々な差し入れを頂き、ありがとうございました。食事や飲み物を準備したり、会場の後片付けまで手伝っていただき、本当に手作りのパーティーとなりました。

仲良し6人で

仲良し6人で

2011オリジナルカレンダー額装上の注意

カテゴリ:オリジナルカレンダー 投稿者:editor

アクリル板の次にスペーサ(木枠)、そして作品を

アクリル板の次にスペーサ(木枠)、そして作品を

今年も半年が経過しました。渡辺英司氏のカレンダー楽しんで戴けていますか。カレンダー送付の際に、額装の注意をお知らせすべきでしたが、ここに改めてお知らせ致します。総会の際にもお話ししましたが、渡辺英司氏の作品は、2頭の蝶が中央で羽を拡げていて、その羽は画面から浮き上がっています。したがって、額のアクリル板は画面から離れていなければなりません。写真のように、アクリル板の次にスペーサーを入れ、その次に作品と裏板を入れれば蝶の羽が潰れることはありません。

その次に作品の上に裏板を当て、額をセット

その次に作品の上に裏板を当て、額をセット

ある会員の方から、総会後にこんなメールを戴きました。「陰影ということ、大切な要素だと思い知りました。あれから我が家へ帰って、今年の名市美協のカレンダーを良く見てみたら、陰影がなく、一枚の紙のようになっていました。あれ?と思って全部取り出し組み立て直しました。額縁の次、アクリル、4つの枠内木の部品、作品、裏板、の順です。そしたら、蝶ちょうに、陰影が出来ました!!なるほどと、感心しました。半年間無駄な無感動時期を経て残念なことをしました。アクリルのすぐ次に作品を入れてしまい、蝶ちょうが平らになっていました。そういえば、トリエンナーレでは、あの作家の蝶ちょうたちは、みんな羽根が飛び立ちそうになっていましたね。また何ヶ月か、じっと見ていきたいと思います」。

この通り、蝶は立体的に浮かび上がります

この通り、蝶は立体的に浮かび上がります

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