大盛況!!! 「上村松園」展ギャラリートーク

カテゴリ:会員向けギャラリートーク 投稿者:members

上村松園展トーク_1

上村松園展トーク_講堂にて


 4月28日(日)午後5時10分より開催、講堂にて佐久間会長の挨拶の後、保崎さんのスライドを使用した約20分の説明の後、展示会場に移動。今回は参加者多数のため深谷副館長と担当学芸員の保崎さんの二名の先生にギャラリートークをお願いしました。

二班にわかれ地下1階から深谷副館長が約40名を担当、保崎さんが1階から約40名を担当し、ギャラリートーク開始。私は保崎さんのグループに参加。明治、大正、昭和にわたる作品とその時代の描写技法。そしてその時代における松園の心の内面など詳細に説明を受けました。また着物の柄やかんざしからその人のひととなりを読み解いたり、また「花がたみ」では絵の髪型、やぶれた扇子、籠の中の手紙を紐解きながらその絵を解説。

2013_上村松園展トーク_3

上村松園展トーク 展示室にて


さまざまな絵を紹介しながら話題は文楽の話まで及ぶなど興味深い内容であった。短い時間ではあったが気品ある絵とともにゆったりと過ごすことができた。いつも協力会のギャラリートークのために会場を開放して説明してくださる名古屋市美術館のスタッフに感謝である。 
 (谷口 信一)

2013オリジナルカレンダーのお知らせ 青木野枝氏

カテゴリ:オリジナルカレンダー 投稿者:members

2013年の協力会オリジナルカレンダーの作家は青木野枝氏に決定しました。

青木野枝氏は東京生まれ、武蔵野美術大学造形学部彫刻学科、同大学院造形研究科を修了。鉄板を溶断、溶接し、円や丸などの基本となる形をつないで作られる作品は、自然において循環する折々の水の姿を表しています。青木ほど、大気に立ちのぼる水を主題とする作家は他におらず、彫刻の表現に新しい可能性をもたらしました。カレンダーの作品も≪ながれつづける≫と題され、水を想起させるものになっています。

会員の方には、準備が整い次第、順次、発送させていただきます。お手元に届くまで、もうしばらくお待ちください。

名古屋市美術館協力会では、毎年、地元作家によるオリジナルカレンダーを配布しております。そのほかにも特典がいっぱいです。まだ会員でない方は、是非、この機会にご入会ください。

お問い合わせは、名古屋市美術館協力会、中村(052-212-0001)まで。

まるっと1日 わくわくArt

 秋晴れの10月21日、名古屋まつりの一日、名古屋市美術館地下の常設展で行われた「まるっと1日 わくわくArt」に参加して来ました。
この企画は常設展示室を無料公開して、美術館ボランティアの皆さんと観客が、ギャラリートークを中心に、気軽に作品を楽しむもので、毎年この時期に行われ、もう恒例行事として定着した感があります。毎年多彩なイベントを用意され、その努力には敬服するばかりです。そして私は毎年楽しみにしております。

新宮晋作品の前にて

なごやまつり わくわくアート 新宮晋作品の前にて

 さて、今年のラインナップは、「1点トーク」、「建物ガイド」、「彫刻ガイド」、「アートカードで遊ぼう」の4つです。1点トークとは常設展示室の4つの部屋から、1点ずつ作品を選び、ボランティアが趣向を凝らして紹介するものです。建物ガイドとは、黒川紀章が設計した建物の魅力をボランティアと建物の内外を回るツアーで、彫刻ガイドとは美術館周辺の野外彫刻を回るツアー、アートカードで遊ぼうとは、美術館にある作品写真にした「アートカード」を使ってボランティアと一緒にゲームを楽しむものです。

 午前の1点トークでは「現代の美術」に展示されている、森村泰昌の「兄弟(虐殺Ⅰ)」と「兄弟(虐殺Ⅱ)」を、女性2人組のボランティアが、掛け合い漫才のように紹介され、その軽妙なテンポに観客は魅了されました。近年、森村氏の「戦場のレクイエム」展や「まねぶ美術史」展を観ている私にとっても、非常に興味深いトークでした。
午後からの1点トークでは、別の女性ボランティアがシャガールの「二重肖像」を取り上げられ、その画題について要領良くまとめて紹介されていました。ちょうど先週に岐阜県美術館で「シャガール」展を観た私にとって格好の復習になり、京都文化博物館の「シャガール」展を観る前の予習になる話でした。また岡本太郎の「明日の神話」を取り上げられた男性のボランティアの話は、観客からの質問もあり、かなり盛り上がりました。

青木野枝作品の前にて

なごやまつり わくわくアート 青木野枝作品の前にて

 建物ガイドや彫刻ガイドは普段見過ごされがちの野外彫刻や建物外部から美術館を観るという斬新な企画で、美術館の楽しみ方がまた一つ増えた気分です。そして「アートカード遊ぼう」では、たまたま遊びに来た小学生と、美術作品の共通性、どこが似ているかなどについて話し合いました。絵画と彫刻の共通性など、大人は最初から考えませんが、子供たちはその豊かな発想力で次々と発見していき、正直、新鮮な驚きでした。
 以上、私が参加したイベントの一部について書きましたが、まだまだ書ききれません。それだけ印象に残る楽しいことがあったからでしょうか。普段は特別展だけ観て帰る私ですが、今後は毎日11時と14時から行われる常設展のギャラリートークに積極的に参加しようと思い、名古屋市美術館を後にしました。来年また参加したいものです。

PS
 名古屋市美術館協力会のブースも出店。役員の方は入会申込書を配り、PRをしておりました。
 ボギー鈴木(会員)
 

「ポジション2012展」作家を囲む会

カテゴリ:作家を囲む会 投稿者:members

「ポジション2012展」作家を囲む会を開催しました。
その様子を写真でご紹介します。

まず、会長のあいさつ。

2012_ポジション展_作家を囲む会_はじめ!!

2012_ポジション展_作家を囲む会_はじめ!!

2012_ポジション展_作家を囲む会_聞く

2012_ポジション展_作家を囲む会_聞く

乾杯をして、食事です。今日のメニューはおいしそう。

2012_ポジション展_作家を囲む会_食べる

2012_ポジション展_作家を囲む会_食べる

お気に入りの作家さんに展示されている作品のこと、普段の制作のこと、次に構想している作品のこと、何でも質問してみます。

2012_ポジション展_作家を囲む会_話す

2012_ポジション展_作家を囲む会_話す

記念撮影。

2012_ポジション展_作家を囲む会_最後に

2012_ポジション展_作家を囲む会_最後に

2012_ポジション展_作家を囲む会_おまけ

2012_ポジション展_作家を囲む会_おまけ


協力会事務局

ポジション2012展 コンサート&制作パフォーマンス

カテゴリ:アート見てある記 投稿者:members

文谷有佳里氏(出品作家)、高山葉子氏(作曲家)によるポジション2012展コンサート&制作パフォーマンス(6月2日)が行われました。
ちょこっと見てきたので、会場の様子をレポートします。

Black Lines -the Digest of Performance in POSITION 2012

ポジション2012_制作中 文谷有佳里氏

ポジション2012_制作中 文谷有佳里氏


ポジション2012_制作中2 文谷有佳里氏

ポジション2012_制作中2 文谷有佳里氏


ポジション2012_終演後のロビー

ポジション2012_終演後のロビー

ポジション2012_本日の楽器

ポジション2012_本日の楽器

次回は、6月9日(土)午後2時~、7月7日(土)、14日(土)午後2時~、7月16日(月・祝)午後3時~ に行われる予定です。
お楽しみに。

協力会事務局

東北地方太平洋沖地震のお見舞い

カテゴリ:協力会事務局 投稿者:members

協力会の皆様、ご家族・ご親族の皆様、ご無事でいらっしゃいますでしょうか。
11日の東北地方太平洋沖地震により被害を受けた会員、ご家族・ご親族の方もいらっしゃるかと思い、お見舞い申し上げます。
余震と津波、さらに二次災害が続いていますので,どうか十分お気を付け下さい。
皆様方とご家族・ご親族のご無事を心よりお祈り申し上げます。

協力会 事務局

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