展覧会見てある記「芥川(間所)沙織 生誕100年記念」名古屋市美術館

カテゴリ:Ron.,アート見てある記 投稿者:editor

2024.07.07 投稿

先日、名古屋市美術館(以下「名古屋市美」)の常設展示室で開催中の「名品コレクション展Ⅱ」(以下「本展」)を見てきました。本展で目を引いたのは「生誕100年記念 芥川(間所)沙織プロジェクトについて」というパネルに書かれた内容です。

その内容を要約すると、芥川(間所)沙織(1924-66)は愛知県出身の画家で、前衛美術の分野で活躍。名古屋市美では、全長6mを超える代表作《古事記より》(1957)や晩年の油彩《朱とモーヴA》(1963)など計6点を所蔵。一昨年、ご遺族の代表者から「生誕100年に当たる2024年を芥川(間所)沙織の作品を多くの方に見ていただきたい一年にしたいと考えている」との相談を受け、名古屋市美も協力することになった。愛知県では、豊橋市美術博物館(会期:6.8~7.21)刈谷市美術館(会期:6.8~7.21)も予定している、というものでした。

◆芥川(間所)紗織 生誕100年 特設サイトの概要

 「芥川(間所)紗織 生誕100年」の活動については、下記URLで特設サイトが開設されています。芥川(間所)紗織の経歴、活動に参加している美術館と展覧会・出品作品が掲載されていますので、ご一読ください。

URL: 芥川(間所)紗織 生誕100年 特設サイト (saori-100th-anniversary.com)

◆コレクション解析学 芥川(間所)紗織《古事記より》

常設展示室の入口には「コレクション解析学」(名古屋市美のコレクションから1点を選び、学芸員が紹介する講座)についての掲示がありました。掲示の内容は、講座の日時は2024.08.31(土)14:00~、演題は「生みの苦しみ、怒り、悲しみ」、講師は清家三智学芸員、というものです。

◆現代の美術 生誕100年記念 芥川(間所)沙織と150年代

「現代の美術」の解説パネルを読んで、1950年代に活躍した作家の活動について、よく分かりました。その内容は、下記「解説リーフレット」URLで検索できます。芥川(間所)沙織の作品は、下記「作品展示詳細」URLでご覧ください。芥川(間所)沙織の作品を除くと、小山田二郎の油彩と荒川修作の最初期オブジェが目を引きました。

〇解説リーフレット

 URL:Microsoft Word – ¶9 H_8-UM iêüÕìÃÈ_2024 ³ìa.docx (city.nagoya.jp)

〇作品展示詳細:名古屋市美術館

URL: 展示作品詳細−名古屋市美術館 | 芥川(間所)紗織 生誕100年 特設サイト (saori-100th-anniversary.com)

◆県内美術館で展示の芥川(間所)沙織作品

豊橋市美術博物館と刈谷市美術館で展示の芥川(間所)沙織作品は、以下のとおりです。いずれの美術館の展覧会もコレクション展ですから観覧は無料です。興味を持ったら、各館に足をお運びください。

〇作品展示詳細:豊橋市美術博物館

URL: 展示作品詳細−豊橋市美術博物館 | 芥川(間所)紗織 生誕100年 特設サイト (saori-100th-anniversary.com)

〇作品展示詳細:刈谷市美術館

URL: 展示作品詳細−刈谷市美術館 | 芥川(間所)紗織 生誕100年 特設サイト (saori-100th-anniversary.com)

Ron.

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