「ヴォイス・オブ・ヴォイド」を体験してきました。
あいちトリエンナーレ2019に≪旅館アポリア≫を出品していたホーの新作です。
行列に並ぶのを覚悟していったのですが、幸運にも、すんなり入れてもらえました。
大広間にて
薄暗い会場に入り、係の方からVR機器の使い方を教えていただき、座布団に座ると映像がスタートしました。
最初は、和室で座談会の場面のようです。しばらくすると、スーッと視点が上昇して、モビルスーツのようなものに囲まれながら、雲上を遊泳します。その後、地下牢のような小部屋に入ったり、和室に戻ったり。その間も、むつかしい哲学的な会話が聞こえてきます。
会場風景
始まる前に、係の方から「エンドレスなので、楽な姿勢で見てください。」と言われて、足を延ばして体験していたのですが、いろいろとかなり疲れました。
どなたか、この作品を体験した方がいれば、ぜひ感想を聞かせてください。
ヴォイス・オブ・ヴォイドのチラシ
帰り際に、係の方に聞いたら、1日当たりの来場者は平日で約30名、休日だともう少し多いくらいとのことでした。
あいちトリエンナーレの≪旅館アポリア≫の順番待ちの行列状態とは、だいぶ雰囲気が違うのだなと思いました。
そういえば、豊田市美術館で、同じ作家の別の展覧会(「百鬼夜行」)が始まりました。
そちらも、ぜひ見に行きたいと思います。
杉山 博之
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