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プロット48の入口 デニス・タン《自転車ベルの件》2020年
横浜美術館から歩いて10分くらいで、サテライト会場のプロット48につきます。不思議な形をした建物ですが、以前はアンパンマン・ミュージアムとして使われていたそうです。
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この柵も作品 ジョイス・ホー《バランシング・アクトⅢ》2020年
中庭には、ふしぎな位置に柵が斜めに配置されています。足の部分が弧になっていて、押すとロッキングチェアのようにゆらゆらと揺れます。
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アンドレアス・グライナー《弦より古生物へ》2014年
一番気に入ったのがこの作品です。ホールにピアノが置かれていて、最初は音の作品かと思いました。しかし、主役はベンチに並べられたプラタンクの中の夜光虫です。演奏時間になると、プラタンクをピアノの上に移動します。ピアノの演奏が始まると、弦の振動で夜光虫がほのかに光ります。目が暗さに慣れないと、わかりにくいかもしれません。
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除菌セット
体験型の作品が多いためか、会場のあちこちで、除菌セットを見かけました。また、フロアを移動すると、手の除菌を求められることもありました。入口付近にコインロッカーがあるので、手荷物は持たないほうが、何かと便利だと思います。
あるギャラリーのスタッフに、ヨコトリ2020の印象を聞いてみたら、「大きな空」と答えた方がいました。その時は、意味が分からなかったのですが、横浜美術館、プロット48の周辺では、あちこちで建設工事が進行中です。おかげで、見上げる空は大きく開けています。当日は薄曇りでしたが、確かに印象的な「大きな空」でした。
杉山博之
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