リニューアルしたアーティゾン美術館で「鴻池朋子 ちゅうがえり」展を見ました。
知人の間で、滑り台のある大掛かりなインスタレーションが話題になっていて、機会があれば見たいと思っていた展覧会でした。
展示室中央に設置された滑り台に続くスロープの下にも小ぶりな作品がたくさん並んでいました。滑り台の周りの、石が突き刺さった襖も印象的でした。
それ以上に印象的だったのは、ぶら下げられた大量の毛皮の感触と、大型作品の背後に隠すように設置されていた幻燈でした。
特に毛皮については、会場のキャプションに説明があり、いろいろと考えさせられました。
今回、いくつかの展覧会を見るにあたって、一番困ったのは日時指定チケットの予約でした。入場可能時間が区切られているので、移動時間もきちんと計算しないと次の展覧会に間に合いません。以前のように、空き時間にふらりと展覧会へ、気になる作品があれば、ベンチに座ってゆっくり鑑賞というわけにはいかないのが残念でした。
杉山博之
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