ネットで読む「没後90年記念 岸田劉生展」

カテゴリ:Ron.,アート見てある記 投稿者:editor

来年1月8日から3月1日まで名古屋市美術館で開催される「没後90年記念 岸田劉生展」(以下「本展」)ですが、東京ステーションギャラリーでは、去る8月31日から開催されています。東京まで出かける機会はないため、ネット検索してみました。

◆東京ステーションギャラリーのホームページ=ギャラリートークの講師は山田諭さん

http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition.html

東京ステーションギャラリーのホームページ(以下「HP」)で「イベント」をクリックすると「記念講演会『岸田劉生の道』」の案内が掲載されていました。内容は「日時:8月31日(土)19:00~20:30/会場:2階展示室/講師:山田諭(本展監修/京都市美術館学芸課長)/参加費:無料*閉館後実施のため、展覧会はご覧いただけません/定員:70人 事前申込制」というものです。「会場は展示室で、閉館後実施」ということは協力会のギャラリートークと、ほぼ同じです。このギャラリートークの記録ですが、HPの中では見つかりませんでした。ただ、他のサイトで記録らしきものを見つけることが出来ましたので、次の記事をご覧ください。

◆美術展ナビ Art Exhibition JAPAN=ギャラリートークの記録? https://artexhibition.jp/topics/news/20190912-AEJ103188/

東京ステーションギャラリーの展示室で山田諭さんが解説する姿や展示風景を掲載しています。ただ、画像はコピーできませんので上記URLを検索してご覧ください。面白かったのは岸田劉生の署名に関する記事で「大きな節目では署名を変えている。ゴッホら近代美術の影響下にあった時期の署名「R.Kishida」は、西洋の古典絵画への傾斜とともに紋章のような署名に変わる。山田さんが『羽(はね)R(アール)点(てん)』と呼ぶ羽飾りのついた盾形の紋章のような署名だ。(略)次の変化は東洋美術への関心を深めた1918年。サインは『劉』と漢字に変わる。(略)1929年に満州(中国東北地方)を旅した劉生は、当地の風景画を油彩で描く。署名は『Riusei Kishida』に変わっていた」というものです。

◆ぴあ いま、最高の一本に出会える 水先案内人のおすすめ=ポイントを押さえた紹介

アートライター・木谷節子氏の記事で「日本近代絵画史上、最も重要な画家のひとりで岸田劉生の、没後90年を記念して開催中の展覧会。学生時代から劉生を研究してきた京都市美術館学芸課長・山田諭氏の監修とあって、展示作品の質量たるや半端ない。また図録に収録されている山田氏編の「岸田劉生活動記録」も貴重なので、少しでも劉生に興味のある人は購入されることをおススメする。(略)10代の水彩画を描いていた時から、満州より帰国後、山口で客死するまでの流れの中で、完全な時系列で観ることができる」と、ポイントを押さえた紹介です。

https://lp.p.pia.jp/shared/pil-s/pil-s-21-01_a1e183f7-ec95-4be1-9831-93354d615a47.html

◆最後に

ホームページの名前とURLだけの紹介になりますが、以下の記事も面白いと思いました。

◎美術手帖 NEWS/ REPORT – 2019.8.31 https://bijutsutecho.com/magazine/news/report/20460

◎ニコニコニュース 2019年9月4日https://woman.excite.co.jp/article/lifestyle/rid_LP_P_PIA_f4671b4d_8674_

46d0_95a3_1f3bfec5d683/

Ron.

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