7月20日月曜日、昼間は茹だるような暑さのなか会員44名が集まり、戦後70年に合わせて企画された特別展覧会「画家たちと戦争展」のギャラリートークが行われました。
画家たちが、どのように悲惨な先の大戦前後を生き抜いたのか、14人の作家にスポットを当てて展覧会を構成しています(入れ替えがあるため、現在は12人の作品) ひとりずつ個々に、戦前、戦中、戦後の作品を並べて、どのような変化が見られたか、または変化が無かったか、どうしてそのようになったのか、を担当の山田学芸課長から解説を受けました。
考えてみると、14名の作家はみな著名な作家であり、展示作品のなかには以前にみたことのある作品も多数含まれていましたが、戦争を境に区切ってその作風などを分析してみたことは無く、こうして比較すると戦争が画家たちに及ぼした影響は大きいことに気づきました。
出品作家は日本を代表する素晴らしい作家たちですし、作品も傑作力作が集まっており、一時にこれだけの作品を見られるのは本当に贅沢です。是非、作品のパワーを感じながら、戦争の恐ろしさ、平和の大切さをこの機会に考えてみて欲しいです。
2015年
7月22日
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