白川公園の木々が色づき始めた11月8日夕方より名古屋市美術館 特別展「絵画と写真の交差」展の協力会会員向けギャラリートークが始まりました。
今年の春から会員になりましたが、楽しみのひとつが特別展ギャラリートークでした。
今回の展覧会を担当した学芸員の原沢暁子さんが約1時間20分くらいかけて写真が発明される以前から現在の写真に至るまでを絵画と関連付けながらわかり易く解説されました。
270点ある作品の展示は時代別になっています。解説を聞きながら作品鑑賞をした中で印象に残ったことを書いてみたいと思います。
写真が発明される以前の絵画「農民の結婚式」ブリューゲル(父)作の本物はウイーン美術史美術館にあるそうですが、ブリューゲル(子)の模写作品でも結婚式に参加している農民のいきいきした動きや、奥のほうでほんのり頬を染めて座っている花嫁の幸せ感が伝わってきました。