ギャラリートークに参加して

カテゴリ:協力会ギャラリートーク 投稿者:editor

2月7日、「コレクションを極める」展ギャラリートークに参加しました。

ギャラリートークの参加人数は企画展によって多かったり、少なかったり…今回はテーマが「コレクションを極める」ということで、美術館の所蔵品による展覧会です。所蔵品は常設展で見ていますので、今回の企画展にはあまり期待していませんでした。「これは参加者が少ないんじゃないかなぁ~」と思いながら参加しました。

ところが、40名弱もの参加がありました。意外な人気?にビックリ!でした。内容も十分満足できました。常設展より作品数は多いし、あまり出されたことのない作品も見られたし、なにより今回の解説文が良いです。解説文は担当の深谷学芸課長が、資料をほとんど参照せずに・短時間に・楽しんで書いたそうです。時間中に全部読めなかったので、もう一度ゆっくり読んでみます。テーマ区分「人物」、「風景」、「静物」も、当たり前すぎて、今までになかった区分法で新鮮でした。今回は予定時間を延長して約1時間半、作品の鑑賞方法など、色々興味深い話がたくさんありました。

ギャラリートークでは、担当学芸員さんから直接に説明が聞けること、質問が出来ること、参加者と感想の交換ができるのがいいですね。これからも、出来る限り参加します。

大野 三郎

「コレクションを極める」展ギャラリートーク

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企画展は学芸員の研究成果の一つと言われています。長い時間をかけた考察と検証を経て、新しい切り口の展示への思いや使命感を具現化した、いわば学芸員の分身です。現在展観中の『コレクションを極める』展は、学芸課長の深谷さんが主担当です。

「‥‥今回の企画、作品の選定、レイアウトやキャプションの執筆は楽しくてしようがなかったですよ。キャプションは僕の個人的見解も多く、筆がどんどん進みました」と深谷さんは満面の笑みを浮かべて、2月7日(日)のギャラリートークで話されました。30名以上の会員の前で、深谷さんは「‥‥正直言って、予算が厳しいことを逆手にとって、収蔵品を改めてじっくり見ていただこうと思い立ったわけです。常設展にあまり出ていなかった作品も見ていただこうと。例えば、鶴田吾郎『中村彜』です。これは中村彜の死後直後の写生ですが、畏友の思い出といった肖像画でしょう」と丁寧な解説が続きました。
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あいちアートの森について

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地下鉄構内などで、木の葉で愛知県のかたちを示した、あいちアートの森のポスターをみかけたことはありませんか?文化庁から地域文化芸術振興プラン推進事業として、各自治体に一億円資金提供があったのを受けての企画とのことで、愛知県下6ケ所で昨年12月から開催されています。