エルミタージュ美術館展ミニツアー

カテゴリ:ミニツアー 投稿者:editor

レクチャルーム解説会

レクチャルーム解説会


 7月2日日曜日、朝から蒸し暑い中、愛知県美術館で開催中の「エルミタージュ美術館展」ミニツアーを開催しました。展覧会自体も始まって間もないこともあり、37名が参加しました。
 まずは担当学芸員の石崎尚さんから、この展覧会についてのレクチャを受けました。
 エルミタージュ美術館は、ドイツからロシアに来た外国人であったエカチェリーナ2世がベルリンの実業家から取得した317点の絵画コレクションがそのはじまりといわれています。その後も歴代皇帝が国家の威信をかけて美術品を蒐集し、世界でも有数の質と規模をほこる美術館となったそうです。
 展覧会はいくつかの章に分かれて構成されています。オランダは、ロマノフ王朝の黄金期、国民が日所に裕福で、一般家庭でも家に絵をかけていたそうです。オランダというとレンブラントが有名で、エルミタージュ美術館にはレンブラントの間があり、その作品が20点以上飾られているということです。フランドルの章ではルーベンスが代表的な作家として取り上げられています。そのほかにもスペインのムリーリョ、スルバラ、フランスのギャラント、バトウ、フラゴナールなどが展示されていました。またドイツやイギリスも当時の芸術の後進国としてとりあげられ、クラーナハなども展示されています。
解説してくださった石崎尚学芸員。ありがとうございました。

解説してくださった石崎尚学芸員。ありがとうございました。

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