岐阜県美術館「もうひとつの輝き 最後の印象派」

カテゴリ:アート見てある記 投稿者:editor

 岐阜県美術館で「もうひとつの輝き 最後の印象派」をやっている。1月17日までである。12月27日から1月1日までが休館で、2日、3日は開いている。ちなみに両日は着物で来館すると、100円引きで1000円である。実は昨日25日が後援会会員のみの鑑賞会で1時半から2時半まであった。これは7会場の巡回で岐阜県美は2館目で、東京(東郷青児記念美術館)の次である。岐阜県美観蔵の4点他、82点で、私の聞き間違いでなければ、70点近くが日本初公開。学芸員の松岡さんが30分解説し、残りの30分が自由鑑賞。館長、副館長、学芸員多数も会場にいてくれた。なかなかのサービスである。休館日に開催するのだから。売店も開いている。ここの売店はなかなか岐阜らしい面白いものも売っている。岐阜県美も持っているシダネルの曽孫が監修もし、図録にも寄稿しているが、こちらはフランス語で、日本語訳は無しだったと思う。同時開催は「ルドンの黒」と「前田青邨生誕130年」で青邨は12月23日までである。「最後の印象派」は1900年から1920年までのパリで活躍したが、1900年はパリ万博もあり、この時代は今から見ると100年前である。
 藤田のときのミニツアの学芸員にも挨拶をした。名古屋市の4月の展覧会にうまく繋がることを願ってくれていた。中日新聞社も頑張っている。
 岐阜県美というと遠いという印象があるが、実は名古屋から1時間に4本ある岐阜の次、西岐阜(ここまで約15分)まで行き、そこで降りて南にまっすぐ行き、コンビニのある交差点を左にまっすぐ行くだけの事で意外に分かりやすい。歩いて案内によると約15分、私の足だと、11分である。
 学芸員の解説は移動用スピーカーを台車に載せてだったので、人数が多くても解説を聞くには問題がなかった。市美、あるいは協力会でも購入を検討してもいいのではないだろうか。
 後、後援会、協力会、友の会、パスポートと名前は色々だが、豊田市の美術館が1000円という家族会員、それと学生会員をなくして一律3000円にしたのはショックだった。
会長 佐々木剛志

コメントはまだありません

No comments yet.

RSS feed for comments on this post.

Sorry, the comment form is closed at this time.