「光の家」へ

カテゴリ:アート見てある記 投稿者:editor

2015_光の家

2015_光の家


 ジェームズ・タレルの「光の家」へ行ってきました。
名古屋市美でも「テレフォンブース」でおなじみの作家です。

 「キナーレ」からは地図で見ていたよりも近く、開場時間の15分前に到着、柵の前で待っていると、他のお客さんもちらほらと上がってきました。この作品の特徴は開閉式の屋根から取り込む「光」で、お天気が良ければ、部屋の真ん中に寝転び、全開にした屋根から空をながめていられます。ただ、残念なことに、この日は時折小雨がぱらつき、そのたびに屋根を閉めたので、寝転んでのんびりとはいきませんでした。

また、この日は建物の近くでキツツキが狩りをしていたようで、時折、甲高い音が聞こえてきました。案内してくれた係の方は野鳥にも詳しいようで、自然にできた幹のくぼみとキツツキの空けた穴との見分け方を教えてくれました。

ちなみに「光の家」は、宿泊体験もでき、貸切りの場合、夏季は最大24名まで泊まれるそうです。自炊設備もあるので、地元のスーパーで材料を買ってきて、カレーを作るお客さんもいるとか。冬場は比較的予約しやすいそうですが、積雪が3mを超えるそうなので、それなりの準備と覚悟が必要でしょう。

杉山 博之

2015_光の家_雨が降ってきた

2015_光の家_雨が降ってきた

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