ボギー的、美術鑑賞法 その3

カテゴリ:アート見てある記,ボギー鈴木 投稿者:editor

 久々の投稿。ボギー的、美術鑑賞法その1とその2で、テレビの美術番組を紹介したが、BS朝日の「世界の名画」は放送が終了してしまったので、説明は割愛させていただくこととする。またNHK BSプレミアムで放送中の「美の壺」も、最近は美術番組とは言いがたいので紹介しない。今回紹介するのは、12月6日に発売された、「日経おとなOFF 1月号 税込み750円」という雑誌である。オジサン系の雑誌だが、毎年1月号で「絶対に見逃せない美術展」という特集を組んでいる。今月号は2015年に開催される注目の展覧会を紹介しているのだが、美術専門誌に比べて、平易に解説してあるし、一般紙であるため、近くの本屋さんで入手しやすいと思い、取り上げてみた。付録があり、「若沖クリアファイル」、「2015 名画カレンダー」、「2015年 必見の美術展ハンドブック」の3つである。ただ、ハンドブックは今回より大きくなり、ジャケットのポケットには入らないため、少々不満である。それでも、2015年の展覧会情報をいち早く知りたい方にはお勧めである。

 名古屋市美術館に関して言えば、「リバプール国立美術館所蔵 英国の夢 ラファエロ前派展」(2015年 10月3日~12月13日)に注目している。何故かというと今年の1月25日~4月6日に、東京の六本木ヒルズにある森アーツセンターギャラリーで、「テート美術館の至宝 ラファエロ前派展 英国ヴィクトリア朝 絵画の夢」と言う展覧会を観ているからだ。印象派なら毎年どこかで展覧会をやっているが、まさか「ラファエロ前派」が2年連続でやるとは予想していなかった。それも2つの展覧会の出品作品の所蔵先が違うので、当然、構成内容は異なるはずである。今から楽しみである。

 また、雑誌「美術の窓」2月号、2015年1月20日、発行予定でも2015年の展覧会を特集されるはずなので、発行されたら紹介する予定である、

ボギー鈴木(たぶん来年も会員)

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