少し雲の多い3連休最終日、午前10時に美術館が開く頃から会員皆さんが集合し始め、16名の参加者が1階の展示室入口に集合しました。岡崎市美術博物館での『ユーモアと飛躍』展はアイチトリエンナーレの並行企画ということで、7組の日本の現代アーティストの作品を取り上げていました。
まずは入口で当日私たちを案内してくださった学芸員の千葉真智子さんに展覧会について説明を受けました。その名のとおり、ユーモアを軸とした展覧会ではあるが、ただ面白おかしいだけでないアート作品とのこと。興味津々です。
中へ入ってみると、なるほどどの作品もちょっと不思議なものばかり。幅10メートルほどもある長いガラスのショーケースに青いフィルムのようなものに画像が映っている写真のような作品が飾られているのですが、中を入場者が歩くことができたり、水が出てこないシャワーが壁に取り付けられていたり、はたまた天井からヘッドフォンがぶら下げられていたり。1つの特徴として、観覧者が触ったり、見たり、聴いたりと体験できる作品が多いことが挙げられます。
なかでも面白かったのは、迷路のようにプラスチックの仕切り壁で作られた家でした。ドライヤーや手袋など、一般の家庭で使われるものが天井のワイヤーからバネでぶら下がっていて、寝室や台所などの部屋に入ってそれらの物を引っ張って使うことも出来ますし、実際にその家で何日か暮らした人もいたようです。(料理もしたりして…)トイレ(…)もありますよ。使えるかどうかは訪れた人のみが知る。
会員たちも童心に返り、靴を脱いでいろんな作品に潜入。楽しいひとときを過ごしました。
私は展覧会を楽しんだ後はランチへ。岡崎市美術博物館にあるレストランで美味しいフレンチを食べて帰りました。
会員 中村
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