久しぶりに参加する協力会ツアー「神戸行き」。
6月30日、いつもより早く起きて6時38分の電車に乗れば、あとはバスが連れて行ってくれます。楽チン楽チン
高速道路は少し込んだけど、まあ予定通りに「ヨドコウ迎賓館」に到着。
ヨドコウは物置で有名な会社ですね。大正後期、フランク・ロイド・ライトが設計した灘の酒蔵の別荘として建てられた館で戦後はヨドコウが管理しています。明治村に帝国ホテルの玄関部分がありますが、その設計者がF・L・ライト、3年前のあいちトリエンナーレで帝国ホテル設計図が本物そっくりに手書きした展示がありました。
そのヨドコウ迎賓館は六甲の中腹に建ち、大谷石とマホガニー、アクセントに緑青を効かせた、それはそれは大正ロマンな建物。中2階や中3階と階段をすこしずつ右や左に上がったりしてシックなのにまるで迷路のように楽しい家。もしこんなところで暮らせるならどんなに心が満たされるでしょう、明日への鋭気がよみがえることでしょう!理想の家~うらやましい!!またそれにも増して屋上からの眺望!!!参りました!
このあとの横尾忠則現代美術館、高校生の頃、宇野亜喜良とどちらがすき?なんて学校でも話題の人たちでした。中日ビルでやってたポスター展で見かけたシャイで神経質そうな横尾忠則は、当時30台前半のはず、その頃と今もぜんぜん変わらないビデオの中の姿に驚くけれど、油彩に代わった今の作品も変わってないなあという印象でした。
兵庫県美でのクラークコレクション展、バルビゾ派、印象派 クラーク夫妻の大好きなルノワール、すべてが部屋に飾りたくなる素敵な絵。横尾忠則のあとだけに挑戦的でないゆったり感はやっぱり安らぎます。日本人が大好きな印象派作品と言われているけどアメリカ人もすきなんだ~と見て回った中で≪花瓶のモスローズ≫にびっくり!にくいね!わたしの大好きなマネは やっぱり想像を超える作品をみせてくれます。
「あげないけど、もらうならどの作品がいい?」となりの席のS氏は少し考えて答えてくれました。≪アルジェリアの民族衣装をつけたフリーリー嬢≫かなあ。ルノワールの作品です。そのとなりのO氏はブータンの≪海へ戻る帆船、トゥールヴィル≫だそうです。もちろん私はマネの≪花瓶のモスローズ≫。帰りのバスの中での反省(しない)会も大盛り上がりで今日は大満足の1日でした。
次回も楽しみ~!!!
Tちゃん
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