3月17日、この季節にしては異常なほど暖かい晴れた日、名古屋市美術館協力会のメンバー36名が集い、愛知県美術館で開催されている応挙展のミニツアーを開催しました。
まずは12階のアートスペースに集合して、今回の担当学芸員深山孝彰氏のレクチャを受講。やはり基礎知識となる作家の生い立ちや美術史における立場について説明があり、続いて展覧会に出品されている作品についてお話いただきました。今回の展覧会出品作品は秀逸なものが多く、見応え充分でした。
日本画としてやはり主流なのは、風景画、美人画、花鳥画といった類ですが、画家として(絵師として?)新しいものに挑戦していった応挙が描いた眼鏡絵や昆虫の写生、波立つ海の上で座禅を組む骸骨やトリックアートのような作品まで、美しさのみでなく新しさに感動できる作品が目白押しでした。
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