三重の美術舘めぐり

カテゴリ:アートツアー 投稿者:editor
展覧会案内パンフレット

展覧会案内パンフレット

 私は名古屋市美術舘協力会のほか、合計10ヶ所ぐらいの美術舘の友の会に入会しているのですが、その内のひとつ兵庫県立美術舘「芸術館友の会」の日帰りバス旅行に参加して来ました。先日の協力会の総会で、活動方針の一つに、他館の友の会との交流が打ち出されていたので、さっそく実践しました(笑)。

 6月30日、私以外の会員は三宮を朝8時前後に出発。私は最初の訪問地、三重県菰野のパラミタミュージアムで11時に現地集合。顔見知りの会員の方としばし歓談のち展示室へ。特別展「中右コレクション四大浮世絵師展」と「第7回パラミタ陶芸大賞展」を鑑賞。ここで何とサプライズゲスト。去年、兵庫県立美術舘で展覧会を開き、今年度の大賞にノミネートされている桝本佳子先生によるギャラリートーク。会員の皆さんは熱心に質問されておりました。浮世絵展は前期の写楽と北斎を鑑賞。写楽の大首絵が好きな私は楽しめました。初めて来られた方も多く、常設展の池田満寿夫の「般若心経シリーズ」やパラミタガーデンを堪能されておられました。近隣のホテルで昼食を取り、次の訪問地の三重県立美術舘へ。開館30周年記念「蕭白ショック 曽我蕭白と京の画家たち」を鑑賞。鑑賞に先立ち、田中先生から保存修復について、道田先生から曽我蕭白についてのレクチャーを受け、いざ展示室へ。一同、蕭白ワールドへ吸い込まれて行きました。三重県美も初めて方も多く、興味深く鑑賞されていたようです。

 今回、同行された学芸員のY先生は、バス内での軽快なトークで車内を盛り上げ、事務局職員のHさんは、オリジナルの旅行パンフレットを製作されるなど、会員への気配りは万全。感謝、感謝です。特にHさん製作のオリジナルパンフは、協力会理事のSさんに見せたところ、手作り風で良いと好印象。良いところは取り入れたいと思います。

 天気が心配な日帰り旅行でしたが、三重県美を出発するころに雨が降り始め、ギリギリセーフ。楽しい旅行でした。翌7月1日は、名古屋ボストン美術舘のミニツアー。蕭白の「雲竜図」と対面。蕭白づくしの週末でした。

会員 ボギー鈴木

蕭白展チラシ、ポップな黄色が目に飛び込む

蕭白展チラシ、ポップな黄色が目に飛び込む

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