7月1日日曜日に名古屋ボストン美術館で開催されている「日本美術の至宝」展ミニツアーに出かけました。1週間ほど前から始まったばかりのこの展覧会はかなりの人気で、はるばるボストンからやってきた美術品目当てのお客さんたちが、開館前から長い列を作っていました。
われわれ名古屋市美術館協力会も10時前から集合場所に集結してレクチャー会場へ。担当学芸員の井上瞳さんのお話が始まりました。まずはこの美術展に出品されている日本の名画の数々がなぜ海の向こうからやってきたのか。これらの美術品が当時の日本の国策によって廃棄されようとしていて、それを救おうと海の向こうのコレクターが尽力してくださったためにそんな遠くにあったということ。
今回展示される目玉作品についても1つ1つ取り上げて解説。平治物語の1コマを取り上げた絵巻なども、NHK大河ドラマも引用しながら楽しく説明してくださいました。
その後は解散して会場を観覧。少し並ばなければならない場面もありましたが、午前中であったせいか思いのほかゆったりと鑑賞できました。
協力会事務局
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