ニューヨークに行ってきました

カテゴリ:アート見てある記 投稿者:editor

3月末にニューヨークに行ってきました。目的は美術鑑賞とオペラ鑑賞。

到着翌日、メトロポリタン美術館別館のクロイスターズとメトロポリタン美術館、その翌日フリックコレクションへ。今回はグッゲンハイム、ホイットニー、MOMAはパス。クロイスターズのチケット売り場のお姉さんが親切におしえてくれたので入場料10ドルで本館、別館とも入場することができました。クロイスターズでは係の人が中庭も案内してくれ工事中の庭を拝見、午後にはメトの本館に移動。人の多いこと、多いこと。今回はフェルメールとモディリアーニと現代美術だけにしぼって鑑賞。モディリアーニは5点並べてありその横にはスーチィンの絵もありました。壁が白なので絵の印象がとても鮮やか。名古屋市美でのモディリアーニの絵は落ち着いた感じの印象を受けるがこれらはすこし違う。

描いている対象が違うので当然だろう。フェルメールの「信仰の寓意」は女性の右足が妙に不自然で印象に残る絵で私の好きな絵の一枚だ。また楽しみにしていたホックニーの絵も鑑賞。ずいぶん前にロンドンのテートギャラリーで購入したポスター、題名はたしか「The bigger splash」だったと思うが現在も自分の部屋を飾っている。翌日はフリックコレクションでフェルメール、ルノアール、ブーシェ、フラゴナール、ホルバイン、エル・グレコ、ドガ、アングルの絵を鑑賞。有名画家の質の高い絵が多い。さすがだ。その中ではフィリッポ・リッピの受胎告知に感動。やっぱりあの時代の絵が私は一番好きであることを再認識。音楽鑑賞だがメトロポリタンのオペラ「愛の妙薬」「マクベス」どちらも大満足。でもニューヨークフィルのチャコフスキーの6番は最悪。指揮がドホナーニなのにがっかり。情感に乏しい。音はよく鳴らしているのだが。今回のニューヨークの宿泊は4日であったがホテルを5番街、グランドセントラル駅、ウオール街とホテルを代えて移動したこともありおもしろい旅となった。ホテルごとに対応がさまざまでその違いも楽しむことができた。

谷口 信一

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