平成23年度 名古屋市美術館協力会総会 概要報告

カテゴリ:協力会事務局 投稿者:editor

 6月26日午後3時30分より、名古屋市美術館2階講堂にて平成23年度名古屋市美術館協力会総会が開催されました。当日は24名の会員さまに出席いただき(委任状提出者63名と併せて87名となり、全会員157名の3分の1の定足数53を満たす)、協力会顧問の松永美術館館長や、本年度から副会長に就任された太田美術館副館長も出席され、佐久間会長による司会のもとに、平成22年度事業報告、収支決算、監査報告、及び、平成23年度事業計画、収支予算案が報告され、承認されました。
 その他に、太田副会長から、東日本大震災の発生を受けて、被災地域にある美術館や文化施設への救援・支援活動への参加について提案されました。総会では、現時点での具体的な支援活動の決定はなされませんでしたが、今後の全国美術館会議(美術館の連携や社会的な役割を話し合う全国的な組織)の具体的な支援策や活動内容をふまえて、長期的に支援を検討していくことが決定されました。
 また、入倉副会長から昨年示された協力会の今後の活動のロードマップ(中長期計画)の中間報告があり、引き続き①美術館に対する協力(特に、名古屋市美術館開館25周年記念への支援)と②会員へのサービス向上(22年度には専任スタッフの採用を実施)の2つの目標の達成を目指し、会員数増加による財務強化にいっそうの力を注ぐ意向が確認されました。
 総会の閉会後、出席者によるフリートークの場が設けられ、先日(6月19日)豊田市美術館で試験的に行われたフェルメール展ミニツアーなどに対する率直な感想やブログの有効活用の方法などについての意見が出され、普段は聞くことができない会員の皆様からのフィードバックをいただく貴重な機会となりました。
 今後とも、名古屋市美術館協力会をご支援くださいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。なお、総会に関する詳しい資料をご覧になりたい方は事務局にご連絡下さい。

協力会事務局

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