ガチャガチャは、フェルメール絵画のミニチュア版。ミュージアムショップの入り口横で、1回300円。14時から始まるスライドトークまでの時間調整のためにやってみたが、つい熱が入りすぎてしまった。マグネットとジグソーパズルの2タイプあるが、内容は同じである。今回はマグネットを選択。その内訳は,①地理学者(シュテーデル美術舘)、②天文学者(ルーヴル美術舘)、③真珠の耳飾りの少女(マウリッハイス王立美術舘)、④牛乳を注ぐ女(アムステルダム国立美術舘)、⑤青衣の女(アムステルダム国立美術舘)、⑥デルフトの眺望(マウリッハイス王立美術舘)、⑦真珠の首飾りの女(ベルリン国立美術舘)、⑧天秤を持つ女(ワシントン・ナショナル・ギャラリー)の、全8種類である(番号は便宜的に筆者が付けた、製作年代順ではない)。まずは普通に300円を入れて、ガチャガチャのレバーを回して行く。4回連続で違う種類。さい先の良いスタートだ。しかし徐々に同種類がが増える。さあ、どうする?ここで一緒にミニツアーに参加したTさんの出番である。Tさんも私に付き合ってガチャガチャをやり始めたのだが、途中で私が出してない種類は譲ってくれ、重複した種類は買い取ってくれたのだ。早い話、二人で全種類を集めにかかったのだ。Tさんの強力なアシストのおかげで残り1種類、「⑧天秤を持つ女」残すだけとなった。このまま続けて行けば、同じ種類が出る可能性が高いし、Tさんも既に6種類のガチャガチャを保持している。再び、さあ、どうする?そこで裏技を使った。ガチャガチャをやっている人に、「⑧天秤を持つ女」を出したら買い取る旨を申し出ることにした。正直ズルだし、大人気ないが、もうなりふりかまっていられなかった。この捨て身の作戦が功を奏したのか、2人目に声を掛けた方に、後1種類で全種類そろうので、もし「⑧天秤を持つ女」を持っていたら譲っていただけないかと頼んだら、何と快く承諾していただき、ついに全8種類そろえることができた。ガチャガチャはかなり運が左右するので、短時間で全種類そろえるには、2、3人でチームを作ってやった方が、成功する可能性が高いと思う。(2人が成功、3人目が貧乏くじを引くことはは、大いにあり得るが)。
26日に私は名古屋市美術館に向かった。目的は協力会の総会出席と、レンブラント展のギャラリートーク参加のためだ。そして、ミュージアムショップに行き、ガチャガチャを探した(笑)。しかし、そこにはガチャガチャはなかった。展覧会そのものは素晴らしかったが、少し残念な気もした。
ボギー鈴木(会員)
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