お盆休み中の11日と13日に、名古屋市美術館のボランティアガイドツア-に参加させていただいた。 いずれも午前11時スタ-ト。
11日はガイド2名と、小学生3人とそのお母さんか?ガイドのKさんの巧みな話術が光る。さすが元喫茶室のママだけある。印象的だったのは、アンゼルム・キ-フア-の「シベリアの王女」の前にした時の小学生のリアクション。大きな声ではないが、感嘆の声をあげる。多分、初めてこの作品を見たのであろうが、私が初めて見た時は、どうだったのだろうかと、一瞬、過去の自分に問い質してみたくなる。
13日は、ガイド2名と2歳くらいの男の子を連れた、若いお父さんとお母さん。ドッキリ発言は、コンスタンティン・ブランク-シの「うぶごえ」の前で、どのように見られるか話していた時に、若いお母さんがご自分の出産経験をもとに赤ちゃんに見られると、おっしゃったこと。説得力があるのと、私はいままでそのような見方はしたことがないので、かなりショックを受けた。
今回ガイツア-に参加して改めて思うのは、同じ作品を前にしても、人それぞれ、いろいろな見方があるということと、またそこが、ボランティアガイドツア-に参加することの醍醐味だと知らされたことだ。
ボギ-鈴木(鈴木浩司、会員)
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