ボランティアによるギャラリートーク

カテゴリ:美術館ボランティア 投稿者:editor

 『絵画と写真の交差』展では、会期中、ボランティアによるギャラリートークが開催されています。
ある日のその様子を少しご紹介します。

 一人目は、美人3人連れ立って来館されて、写真は撮るより撮られるほうよと笑顔の女性です。
「疾走する馬?確かに顔にもたてがみにもスピードを感じるけど…足は全然走ってない気がするわ」、疾走する馬』をご覧になっての第一声です。そして、隣の写真『ジャンプする馬』をご覧になって、「馬が疾走すると前足も後ろ足も揃えて飛んで、こうなるのよね」と納得されました。
 ホント!私も同感です。
 二人目は「モネが描いたこの場所、僕はここへ行ってきたんです」とおっしゃる男性です。最近プールビル(イギリス海峡に面したフランス北部ノルマンジー地方)へ行かれたようです。プールビルの様子を他のお客様にもお話して下さいました。「今年の名古屋市美術館はモネ『印象 日の出』展から始まって、見納めは『プールビルの断崖』。モネを堪能させて頂きました」と満足して帰られました。
 いつもご来館下さいまして、ありがとうございます。
来年も展覧会場でお待ちしております。

神谷 多恵子

(事務局注:ボランティアによるギャラリートークでは、展示室内で美術館ボランティアが来館者と一緒に話し合いながら鑑賞することで、より鑑賞を深めていただけます。『絵画と写真の交差』展ギャラリートークは12月11日で終了しました)

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