今回のツアーは静岡県立美術館、静岡市美術館、資生堂アートサロン

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5月26日協力会のバスツアーに参加しました。今年は春のバスツアーが2回開催されます。今回のツアーは静岡県立美術館、静岡市美術館、資生堂アートサロンの3館を回る豪華なものでした。

2013春旅_静岡県立美術館前にて

2013春旅_静岡県立美術館前にて


朝7時30分に名古屋市美術館を出発したバスは、順調に静岡県立美術館に到着。看板の前で集合写真を撮ってから、草間彌生「永遠の永遠の永遠」を見学しました。巡回展の展覧会ですから見た人も多いと思います。私も松本市美術館で一度見ていましたが、建物が違うとまったく別の展覧会に見えます。

静岡県美はクラシカルで重厚な建物です。そこに置かれた草間のエネルギッシュな作品達は、少し居心地悪く感じているように思えました。でも大好きなヤヨイちゃんや、松本市美にはなかった「雲」の作品に出合えてテンションは上がりっぱなし。あっという間の2時間でした。

2013春旅_静県美_My name is Yayoi

2013春旅_静県美_My name is Yayoi


その後、浮世絵にも描かれている有名なとろろ汁屋「丁子屋」で昼食。何百年も続く古いお店は、まるで迷路のようで迷子になりそうです。
2013春旅_お昼は丁子屋のとろろ汁

2013春旅_お昼は丁子屋のとろろ汁


それから静岡市美術館の「レオナール・フジタとパリ1913~1931」展へ。1913年に単身渡仏したフジタは、日本に残してきた最初の妻とみに宛てて何通も手紙を残しています。それら初公開となる書簡や絵画をはじめ、フジタ独自の画風が誕生する軌跡やパリでの交流関係がうかがえる展覧会でした。面白いのは3番目の妻ユキのために制作した「ユキのために」のシリーズ。
マネやピカソなど、当時の巨匠の画風を真似して描かれた作品はとても器用でユーモラスです。5人の女性と結婚したフジタの4人の妻の写真もありました。意外にも彼は面食いで、みんな「超」のつく美人だったのが驚きです。華やかなパリ時代と、黄金期の名作の展覧会は中身の濃いものでした。

最後の資生堂アートサロンでは、女性にとって懐かしい化粧品やポスターに出合えました。帰りは大渋滞にはまってしまい、到着は一時間ほど遅れましたが楽しい一日でした。
(mix)

2013春旅_静県美_カフェも水玉でいっぱい

2013春旅_静県美_カフェも水玉でいっぱい

上村松園展ギャラリートーク

カテゴリ:mix,協力会ギャラリートーク 投稿者:members
上村松園展トーク_ポスター

上村松園展トーク_ポスター


4月28日午後5時から、協力会主催の上村松園展ギャラリートークが行われました。
初めに、講堂で保崎学芸員による、簡単なレクチャーを受けてから会場へ移動します。スライドを使用した保崎学芸員のレクチャーは、彼の優しい人柄と相まって、わかりやすくとても丁寧です。会場への期待がますます高まったころ、いよいよ入場です。
今回は参加者が80名を超す大人数になったので、深谷班と保崎班に分かれて見学していくことになりました。私は深谷班です。最初に地下へ降りて、第3展示室の素描と下絵を見学します。

上村松園展トーク_深谷班1

上村松園展トーク_深谷班1

入場する前に一度入口に集合して、深谷副館長から松園にまつわる非常に興味深いエピソードなどを聞かせていただきました。松園は下絵から筆で制作していたので、修正箇所の切り張りがとても多く、迫力があります。下絵の段階では、まだ表情なども生々しくて、制作当時の松園の心情などが垣間見える気がしました。その後一階の入り口から会場へ移動。すると、下絵とは全く違う松園のきらびやかな世界が広がっています。
「松園は、ただきれいなだけだ。」と批評されることもあるようです。私も、とにかく美しいというイメージだけで松園作品にふれていたように思います。けれど今回、松園の生き様や生活環境、社会的立場などのエピソードを織り交ぜて作品を鑑賞できたおかげで、凛として生きてきた上村松園という女性を知り、また新たな感動が生まれてきました。

深谷副館長の「無表情と言われる松園の美人像だが、じっと心を澄ませて見つめると非常に雄弁な目元をしている。気に入った作品の前で、一度じっくり時間をかけて見てほしい」という言葉が印象的でした。
今回の展覧会も大盛況で、会場はとてもにぎわっていますが、協力会のおかげでゆっくりじっくり作品を見て回ることができました。担当学芸員のギャラリートークは、裏話も含めてとても興味深く、協力会に入会していてほんとうによかったと心から思います。
(mix)

上村松園展トーク_深谷班2

上村松園展トーク_深谷班2

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