ベルリン訪問

カテゴリ:アート見てある記 投稿者:editor

昨年12月末にベルリンを訪れました。 
ベルリンは劇場や美術館も多く絵画鑑賞などにはもってこいの都市です。また宿泊費もパリやロンドンなどに比べても割安感があり好きな都市のひとつです。食べ物ではカリーヴルストというのがありとってもおいしい。ケチャップとカレーパウダーがかかったソーセージでポテトが添えてあったりするもの。今回はツオー駅近くの店で食しました。前回の訪問時は「ゼウスの祭壇」「イシュタール門」で有名なペルガモン博物館とカラヴァッジョの「愛の勝利」を展示しているベルリン絵画館など訪れたので今回は訪れていない美術館中心に行く計画をたてました。

12月24日
 博物館島付近を散策。ベルリン大聖堂前の広場には変化がなかったがペルガモン博物館はまだ改修中で作品も近くの仮の場所での展示をしている様子。アレクサンダープラッツ広場はクリスマスイヴでたくさんの屋台があり大勢の人々で賑わっていました。

12月25日
 ボーデ美術館を見学。中世の彫刻、ビザンティン芸術の作品が展示されている美術館。
 博物館島の奥にあるので来訪者が少なくゆっくり鑑賞することができた。ティントレットの絵もあったと思う。
 夜はベルリン国立歌劇場でオペラ「ファルスタッフ」を鑑賞。バレンボイムの指揮。
 歌手も一流歌手を揃えての公演。最初の音の出だしでレヴェルの高さに圧倒される。音がクリアで素晴らしい。でも演出が読み替えでよくわからない。デヴィッド・ホックニーのプールの絵「A Bigger Splash」のようなセット。日本にも何回か来日したフリットリが水着で登場なんてありえない。

12月26日
 ハンブルガーバーンホフ美術館。ここはもともと鉄道の駅であった場所。
 オットー・ミューラーの個展と現代美術のさまざまな展示がしてあってあきない。ヨーゼフ・ボイスの作品も多い。1階の広いホールでは大掛かりなヴィデオ・インスタレーションが行われていた。
 夜はベルリンフィルハーモニーでベルリン交響楽団のチャイコフスキーを聴く。くるみ割り人形などバレエと語りがあって子どもたちの踊りがかわいくて一生懸命に踊る姿が印象的。それにもまして西洋音楽とスラブ音楽とを融合した華麗なチャイコフスキーの曲に涙腺も緩む。
 カナダ人指揮者スタンリー・ドッズのひたむきな指揮ぶりがよかった。

12月27日
ベルクグリュン美術館
最初どこが入り口なのかわからなかった。中は邸宅を改築した美術館で白い壁に現代美術作品がよく映える作り。ピカソとも交流のあったドイツ人画商ハインツ・ベルクグリュンのコレクションを展示している。ホール中央にジャコメッティの作品。ピカソはもちろんのことマティスやクレーの質の高い作品が数多くある。
夜はベルリンコーミッシュオパーでオスカー・シュトラウスのオペレッタ「クレオパトラの真珠」を鑑賞。ドイツ語上演だけれど踊りが素晴らしく歌唱、芝居ともに芸達者が多く大いに楽しむことができた。

12月28日
シャルロッテンブルグ宮殿を見学。
宮殿はどこも絢爛豪華であるがここは過度な装飾もなくほどよい豪華さの宮殿。フリードリッヒ1世が王妃の夏の避暑地として建築したもの。
夜はベルリンドイツオペラでオペラ「ナブッコ」を鑑賞。これも読み替え。紀元前6世紀のエルサレムとバビロニアの争いが近代に置き換えられていた。
  
谷口 信一

コメントはまだありません

コメントはまだありません。

この投稿へのコメントの RSS フィード。

現在、コメントフォームは閉鎖中です。

会場にて「inferno」 解説してくださった特別主任学芸員の北川智昭さん、ありがとうございます 2018ArtLabTokyoここにもアートラボ 石切り場 前室にて 音のアーキテクチャ トンネルでピクニック 佐川美術館 ギャラリートークの様子 展示会場で話をきく会員たち 泉屋博古館にて まずは講堂でレクチャを聴く会員たち 会長の乾杯の音頭に合わせて、いただきます! 「回生の苗床」 光内惟奈 燃やせないもの