河村るみさんをお招きした「作家を囲む会」のことなど

カテゴリ:作家を囲む会 投稿者:editor
河村るみさんをお迎えして

河村るみさんをお迎えして

 現在、名古屋市美術館地下1階の常設展示室3で開催中の「介(かい) - 生と死のあいだ」でインスタレーションとパフォーマンスを発表している作家、河村るみさんをお招きした「作家を囲む会」が2月5日(日)午後5時から、名古屋市美術館1階 ”Sugiura Coffee” で開催されました。当日のゲストは河村さんと、お友達3名、市美の笠木学芸員の5名。協力会の会員は18名。気がついたら、2時間が過ぎていました。河村さん始めゲストの皆様ありがとうございました。

簡単に、自己紹介タイムです

簡単に、自己紹介タイムです

◆河村さんのお友達について
 お友達は、河村さんが活動している共同アトリエAMR(art media room)(長者町トランジットビル4階)の作家・浅井雅弘さん、デザイナーの山田梨紗さん、京都在住の作家・山元ゆり子さんです。河村さんから頂いたカード ”AMR MKY 2016” に書かれていたurl http://artmediaroom.jimdo.com/ にアクセスしたら、AMRのメンバーの写真や経歴などがアップされていました。

るみさんとお仲間、笠木学芸員

るみさんとお仲間、笠木学芸員




カフェのすぎうらさんからケーキの差し入れも!見よこの笑顔

カフェのすぎうらさんからケーキの差し入れも!見よこの笑顔


河村さん自らケーキを切り分けてくれました

河村さん自らケーキを切り分けてくれました

◆アーティスト・トークも
当日は、午後2時から常設展示室3で河村さんのアーティスト・トークも開催されました。私は別の予定があって参加できませんでしたが、参加した会員の話では「質疑応答で盛り上がった。」とか。パフォーマンスの話だけでなく、介護の話でも質疑があったようです。(河村さんのパフォーマンスは、お母さんの介護を経て看取った時に感じたことを表現したものだそうです。)

◆会期中は毎日、パフォーマンス
 2月26日(日)までの会期中は、毎日、午後4時から河村さんのパフオーマンスを鑑賞することが出来ます。見に来てくださいね。
 パフォーマンスは、河村さんが常設展示室3に入ってきて丸イスに座り、コップの氷水を飲み、口の中から氷を一つ取り出して右の手の平に受け、その氷が溶けるのを眺め、氷が溶けたら立ち上がって退場するというものです。生身の河村さんだけでなく、その映像が時間も場所も少しずつズレながら3回投影されて、壁面に蓄積されるので、不思議な気持ちになります。丸イスが置いてある場所も毎日少しずつ、向かって右にズレて行きます。なお、当日は「一回りして」最初の位置に戻っていました。
 パフォーマンスの後、観客の一人から「ご本人が登場したのは2番目だったのに、退場は最後だったのはどういう理由ですか。」と質問がありました。答えは「氷が溶けきるまでの時間が、その度に違う。今日は溶けるのに時間がかかったので、最後の退場になった。」とのこと。なるほど、そうだったんですか。
Ron.

コメントはまだありません

No comments yet.

RSS feed for comments on this post.

Sorry, the comment form is closed at this time.