4泊7日のドイツ美術館めぐり

カテゴリ:アート見てある記 投稿者:editor

 12月25日から31日までの日程でミュンヘン一人旅をしてきました。ノイエピナコテーク、アルテ・ピナコテーク、ピナコテークモデルネ、レンバッハハウス美術館を回ってきました。

アルテピナコテーク

アルテピナコテーク


ノイエピナコテークはゴッホの「花瓶の12本のひまわり」や「機を織る人」、マネの「アトリエの昼食」、クノップフの「私は私自身に扉を閉ざす」等を鑑賞。アルテピナコテークでは数多くのルーベンスの作品、デューラーの「自画像」、ラファエロ「カニジャーニの聖家族」ダ・ヴィンチの「カーネーションの聖母」等を鑑賞。ピナコテークモデルネではウオーホールやデ・クーニングの絵画やポルシェのデザイン、前衛芸術のインスタレーションを鑑賞。レンバッハハウス美術館ではカンディンスキー、ミュンター、ヤウレンスキー、マッケ、マルク等 ミュンヘンの前衛芸術集団「青騎士」の作品を鑑賞。
ノイエピナコテーク

ノイエピナコテーク


奇しくもピナコテークモデルネとレンバッハハウス美術館では1920から30年代のエッセン地方の風景写真を展開したAlbert Renger- Patzschの工場と田舎とが共存するおもしろい数多くの写真を鑑賞。レンバッハハウス美術館ではFriedrich Wilhelm Murnauの写真展も時代をうまく切り取っていて興味深かった。
ヴィッテルスバッハ家のレジデンツ(王宮)、ルートヴィヒ2世が生まれたニュンフェンブルク城も訪問。ヨーロッパ王族の趣味嗜好を肌で感じることができました。
今回の美術館訪問で感じたのは17、18世紀の風景画でよく観察するとお母さんが頭に壺(多分水が入っている)を乗せ小さな子供の手をひいている場面を描いていたりして当時の生活ぶりをのぞくことができたりしておもしろい。作者がその時にどんな気持ちでそこに親子を描いたのか想像したりしてノイエピナコテークでは思った以上に長い鑑賞時間をとることになった。
ピナコテーク  モデルネ

ピナコテーク  モデルネ


それからラファエロやダ・ヴィンチの絵であるがあまりにもきれいに修復されていて少し気持ちが引いてしまった。修復されていないジョットのほうが当時をしのぶことができこちらのほうが感動が大きかった。学芸課長の山田さんが以前修復することについてギャラリートークで触れていたことを思い出しました。あとどこの美術館も写真をとるのがOKみたいなのですが、こちらとしては飾られている絵画が本物かと疑いたくなるような印象を持ちました。
年末なので美術館はあまり混んでなくゆっくりとていねいに自分のペースで絵を鑑賞することができ、またニュンフェンブルグ城の裏庭の散策など大変有意義な時間を過ごすことができました。
今回オペラは3つ。バイエルン歌劇場で「ヘンゼルとグレーテル」「魔笛」、ヨーロッパで一番美しいという評判のルートヴィヒ2世が建てたキュビリエ劇場で「セビリアの理髪師」、コンサートはミュンヘンフィルの本拠地ガスタイクのハーモニーホールでミュンヘンフィルの第9を聴きました。

                                  (谷口 信一)

レンバッハハウス美術館

レンバッハハウス美術館

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