佐藤克久さんを招いての「囲む会」

カテゴリ:作家を囲む会 投稿者:editor

「あいちトリエンナーレ2016」名古屋市美術館会場の出品作家、佐藤克久さんを招いた「作家を囲む会」が10月9日(日)午後5時10分から、名古屋市美術館1階 ”Sugiura Coffee” で開催されました。当日のゲストは佐藤さんの外、作家の森北伸さん(県芸文センターB2、名駅 JPタワー名古屋2F貫通通路に出品)、アーキテクトの栗本さん、市美の山田学芸課長の4名。協力会の会員は18名。和気あいあいのうちに「囲む会」は終了。ゲストの皆様、会員からの様々な質問に対し気軽に受け答えをいただき誠にありがとうございました。以下、その一部を紹介させていただきます。

◆「題名が先か」「作品が先か」
歓談の途中、市美の山田さんからクイズが出題されました。「佐藤さんの創作スタイルは、①題名を決めてから作品を創る、②作品が出来てから題名を考える、のどっちでしょう。」という問題。挙手は①7名、②11名。佐藤さんの答えは「状況による。どっちもありだけど、②の方が多いかな。」でした。ならば、選択肢にない「両方」が正解?それとも、②が11①が7なので「会員全体で正解」?

山田さんのクイズに考え込む参加者たち

山田さんのクイズに考え込む参加者たち


◆奈良美智と二人で、自分の合格発表を見た
 森北さんは、愛知県立芸術大学入学時のエピソード。高校時代の先生が、あの奈良美智。一緒に合格発表を見に行ってくれただけでなく、「合格」と分かったら、その足で大学の教官の所まで行って一緒に挨拶してくれたそうです。
ごちそうを前に話が弾む会員たち

ごちそうを前に話が弾む会員たち


◆今回のトリエンナーレで大変だったこと
 アーキテクト(トリエンナーレ会場の設営、動線計画などを担当する人)の栗本さんは建築畑の人。今回苦労したのは長者町会場、展示場所となる複数の建物が取り壊し予定で、取り壊しスケジュールと展示スケジュールとのすり合わせが大変だったそうです。当日は「これから打ち合わせがある。」ため、途中退席。

◆展覧会を見るだけでなく、作品の購入も
 市美の山田さんからは、「展覧会に行くだけでなく、作家の作品で気に入ったものがあれば、是非、買い上げてください。」と、会員へのお願いがありました。
◆なお、「囲む会」では、以上のほか2件の「お知らせ」がありました。
○佐藤克久さんの個展
場所:See Saw gallery + hibit (名古屋市瑞穂区蜜柑山2-29) 日時:10/29まで
○Sugiura Coffee 「おいしいコーヒーの淹れ方」ワークショップ
日時:11/20 PM4:00 から  場所:名古屋市美術館1階 Sugiura coffee
会費:1,000円 (二杯分のコーヒー豆とケーキが付きます)
申込:Sugiura coffee  (協力会会員は、事務局への連絡でも可)
           Ron.