東京遠征日記 2013 MAY その2

カテゴリ:アート見てある記,ボギー鈴木 投稿者:members

 結局、私は重い荷物を背負いながら、上野からそう遠くない、東京国立近代美術館の「フランシス・ベーコン展」を観に行くことにした。この展覧会は、豊田市美術館に巡回(6月8日~9月1日)して、協力会ののミニツアーで6月16日に行くことになっているが、2館の展示を比較する意味でも観ておきたかったのだ。

私は彼の作品は、あまりよく観たことはなかったのだが、率直に感想を言えば、その迫力に圧倒された。チラシの文言に「目撃せよ。体感せよ。記憶せよ。」とあるが、それがすべてであろう。天井の高い豊田市美術館の方が、展示が観やすい気がするが、どうなるであろうか。

 もう、荷物(図録と着替え)の重さが限界だ。上野のビジネスホテルに荷物を降ろし、再始動。
東京都現代美術館に、「桂ゆき -ある寓話ー」展を観に行く。 彼女の生誕100年を記念した回顧展で、名古屋市美術館で開催される「はじめての美術 絵本絵画の世界」展の出品作家でもある。絵画、コラージュ、絵本など、多彩な展示だ。

 もう、18時近く、でも東京の夜は終わらない。六本木ヒルズの森アーツセンターに、「ミュシャ展」を観に行く。オ~、混んでるぞ~。8割が女性で、後は付き添いの男性か。ポスターだけでなく、油彩、素描など盛り沢山だが、展示室がいかにも狭い。でかいポスターは、引いて観たいし。隣の森美術館で観たかったのが、正直な感想。
そして、今日の最後の展覧会、森美術館に「LOVE展 アートにみる愛のかたち」を観に行く。しかしキャッチフレーズがすごい。「シャガールから草間彌生、初音ミクまで」、何のこっちゃ。だが内容は濃い。愛にまつわる様々な作品が展示されており、ビデオ作品もあるので、ゆっくり観たい展覧会だ。~9月1日まで開催されています。

 さすがに疲れた、今日(5月1日)は何本、観たのだろうか?再び増えた図録を持って、上野の宿に引き返す。明日は府中に行くので、新宿の辺に宿を取れば良かった。

この続きは、東京遠征日記 2013 MAY その3に続きます。

ボギー鈴木(会員、自称、協力会 最高顧問)

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