2011オリジナルカレンダー額装上の注意

カテゴリ:協力会事務局 投稿者:editor

アクリル板の次にスペーサ(木枠)、そして作品を

アクリル板の次にスペーサ(木枠)、そして作品を

 今年も半年が経過しました。渡辺英司氏のカレンダー楽しんで戴けていますか。カレンダー送付の際に、額装の注意をお知らせすべきでしたが、ここに改めてお知らせ致します。総会の際にもお話ししましたが、渡辺英司氏の作品は、2頭の蝶が中央で羽を拡げていて、その羽は画面から浮き上がっています。したがって、額のアクリル板は画面から離れていなければなりません。写真のように、アクリル板の次にスペーサーを入れ、その次に作品と裏板を入れれば蝶の羽が潰れることはありません。
その次に作品の上に裏板を当て、額をセット

その次に作品の上に裏板を当て、額をセット

 ある会員の方から、総会後にこんなメールを戴きました。「陰影ということ、大切な要素だと思い知りました。あれから我が家へ帰って、今年の名市美協のカレンダーを良く見てみたら、陰影がなく、一枚の紙のようになっていました。あれ?と思って全部取り出し組み立て直しました。額縁の次、アクリル、4つの枠内木の部品、作品、裏板、の順です。そしたら、蝶ちょうに、陰影が出来ました!!なるほどと、感心しました。半年間無駄な無感動時期を経て残念なことをしました。アクリルのすぐ次に作品を入れてしまい、蝶ちょうが平らになっていました。そういえば、トリエンナーレでは、あの作家の蝶ちょうたちは、みんな羽根が飛び立ちそうになっていましたね。また何ヶ月か、じっと見ていきたいと思います」。

この通り、蝶は立体的に浮かび上がります

この通り、蝶は立体的に浮かび上がります

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