ボテロ美術館

カテゴリ:アート見てある記 投稿者:editor

ボテロ美術館 展示室内コロンビアと聞いて想い浮かぶのは、コカインとゲリラ。明るい面では、コーヒーとエメラルドとノーベル賞作家ガルシア=マルケスとボテロだろう。フェルナンド・ボテロは、1939年コロンビアのメデリンに生まれた、南米を代表する画家・彫刻家だ。「痩せていることが美しい」と云う西欧的な価値観に反発してか、彼の描く人物も動物も静物さえもが全て肥満している。本人はそのような解釈に対し「芸術家は理由など知らずにある形にひきつけられる」と言っているそうだが。

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「絵画と写真の交差」展、行ってきました

カテゴリ:アート見てある記 投稿者:editor
11月に協力会に入会した新人です。
ブログが開設されたとのことで、早速投稿させていただきます。
これまでも、ビジターとして、作家を囲む会などに参加させていただいておりましたが、来年のカレンダーが櫃田伸也氏の作品だと聞き、早速入会いたしました。
もう、手元に届き、額も購入してリビングに飾っています。これからの協力会の事業にも積極的に参加させていただこうと思っています。
今週末に終了してしまう「絵画と写真の交差」展、遅ればせながら行ってきました。
印象派誕生の軌跡、と副題があり、写真と絵画の関係について、関連資料もたくさん展示されており、見ごたえのある企画展でした。が、、、イカンセン名古屋市美術館の展示空間が狭い! 一階と二階にわかれているのはいつものことですが、地下の常設展示室にまで、展示されているのは、窮屈ですし、印象が薄れます。作品数を絞って、この企画の意味のわかる展示にしてほしいと思いました。また、写真作品に比べ、油絵の質が見劣りするように感じましたがいかがでしょう。
恥ずかしながら、杉本博司氏の作品の白にあのような意味があったことを今回初めて知りました。先日の杉本氏のアーティストトークの内容を知りたいのですが、どなたかブログに書き込んでいただけませんか。
今後とも見ごたえのある企画展と、魅力的な関連企画が続いていくことを期待しております。
林 葉子

オリジナルカレンダー

カテゴリ:協力会事務局 投稿者:editor
 2010年版協力会オリジナルカレンダーが出来上がりました。
協力会では、2005年度より会員の方を対象に作家のオリジナル作品をカレンダーにして配布しています。カレンダーは協力会限定オリジナルで非売品です。
 今回は、愛知県立大学名誉教授、東京藝術大学名誉教授の「櫃田 伸也」氏の版画作品、《通り過ぎた風景》(エディションナンバー、署名入り)のカレンダーです。
櫃田伸也氏は、魅力的な作家であると同時に、優れた教育者でもあり、2009年はあいちトリエンナーレのプレイベントとして、「放課後のはらっぱ 櫃田伸也とその教え子たち」展が愛知県美術館と名古屋市美術館で開催されました。
 今回のカレンダーには2種類の絵柄があります。現在の会員の方には、事務局で絵柄を抽選し、先週より発送を始めました。新しく入会される方には、残数のある限り、先着順でお渡ししますが、なくなり次第終了させていただきます。
なお、カレンダーの見本は名古屋市美術館1階ロビー受付でご覧いただけます。
この素敵なカレンダーをあなたも飾ってみませんか。
協力会事務局

「絵画と写真の交差」展ギャラリートーク

カテゴリ:美術館ボランティア 投稿者:editor
 紅葉の見ごろを迎える頃に開幕した本展、季節の移り変わりとともに、わたしの作品を観る目も変わりました。 たびたび展示室に通い、画家と写真家たち、モデルになった人たちのことを考えながら過ごしているうち、それまで特別興味のなかった作品も魅力的に思えてくるから不思議です。カメラオブスキュラを覗いた時の感動、何時間もカメラの前に立たされた不安げな人たち、季節ごとに姿を変える羊たち、一瞬を捉えるために色や光を研究した画家たち・・・何だか楽しくなってきました。
 ‘人ありき’を実感した体験でした。
原田 直美